ISO9001 品質マネジメントシステム

ISO9001は「品質マネジメントシステム」の要求事項を規定した国際規格です。
現在数多あるマネジメントシステム規格の先駆けとなる規格であり、1987年に初版が発行されました。
その後、時代の変化への対応とより有効な規格への見直しのため、1994年、2000年、2008年にそれぞれ改定が行われ、現在は2008年版が使用されています。
なお、現在改定作業が進められており、2015年9月ごろに2015年版が発行される予定です。

 

歴史的には輸出を行う製造業・大企業を中心に広がってきたこともあり、「ISO9001は大規模な製造業のためのもの」という考えが根強くありますが、2000年の改定で、それまでの「品質保証」から「品質マネジメントシステム」の規格へと大きく変更され、その目的も、「一貫して適合した製品・サービスを提供」し、「顧客満足を向上」させることと明確にされました。あらゆる組織は何らかの製品・サービスを提供していますから、顧客満足を向上させたいと思うあらゆる組織にとってISO9001に基づく品質マネジメントシステムは有効なツールとなり得ます。

ISO9001に基づく品質マネジメントシステムを適切に導入することで、例えば以下のようなメリットが期待できるでしょう。

◆明確で管理されたプロセスに基づいて製品・サービスが生産・提供されているという信頼を体外的に与えることができる
◆顧客の声を聞き、顧客満足を高めるために積極的な取り組みを行っている組織であるという信頼を対外的に与えることができる
◆明確な目標設定と計画立案、内部監査、プロセスの監視測定、ミスやクレームへの是正処置などを通じて自ら継続的に改善を行う仕組みを構築し、運用することができる
◆従業員・スタッフの品質や顧客満足向上に対する意識を向上させることができる